#1成田空港でテンション最高潮【21歳、初めての海外旅行記inハノイ】

これは2024年8月に書かれたものです。


夏休みに人生で初めて、海外に行くことができた。コロナの影響が残っていることを言い訳に行けていなかったが、21歳にしてついに行くことができた。とはいってもゼミの研修なのだが、、、

19時ごろのフライトだったので、15時くらいに成田に集合した。 集合場所がわからずに、成田内をウロウロする。旅といえばスターバックス。買おうかなと思っていたが、買わずにうろついていたら、ケンタとユウジにばったり会った。そこからゼミの旅が始まった。

ショウタとアツシも集まり、スタバに行こうとしたら先生に会った。まだなんかぎこちない感じがする。ワクワクはするが想像がつかないからフワフワしているようで、していない。変な感じだった。 そのまま全員集まりチェックイン。初めて使うスーツケースがそこまで大きくないから機内に持ち込む。荷物を預ける列に並ばなくていいから楽だ。そう思っていたら、荷物検査で入念に気を遣って持ってきた化粧水とクリームを捨てられた。持ち込みのルールを勘違いしていた!

目の前で自分のものをゴミ箱に投げ捨てられるのはなかなかショックな光景だったが、意外と精神的に食らわずにすぐみんなに話してた。「初めての海外旅行。これくらいのハプニングは起きないとワクワクしないぞ」と思って、不思議と嬉しかった。 そのまま成田のカフェラウンジ的なところでいきなりビールを飲み始めた。合同で参加している他大学の人たちは、ビール飲むなんて選択肢にも無い。そんな中、当たり前にビールを飲む先生がかっこいいなと心から思った。いつもよりもアルコールが早く回った。

至高


いつもの飲み会で、気持ちもあったまったところで飛行機に乗り込む。これはいつもと違う。自分にとって初めての海外旅行。生まれてから今日までずっと引きこもっていた日本という島国を抜け出して大陸へ乗り込む。そんなことを考えるとソワソワしてきた。執拗にユウジやショウタに話しかけてしまうのは、テンションが上がっている証拠だと自分でも認識できた。
フライトはキツかった。7時間ほどだったが、シンプルにじっとできない。スマホでラジオやYouTubeを見るが、すぐ飽きちゃう。初めての機内食は品目が多くてまあまあ美味しい。アマゾンプライムでダウンロードしていた『ハリー・ポッター』を観た。人生初。冒頭30分くらいだけ見たが、めちゃくちゃ面白かった。 私は映画というカルチャーに全く馴染みがなく、みんなが一度は見たことがあるような作品を当たり前のように見たことがない。
子どものころからなぜだか金曜ロードショーが苦手だった。バラエティ番組が好きだったし、金曜の夜9時から2時間はきつい。そうはっきり感じていたのを覚えている。共感できる人いませんか、、


そんな感じだからハリーポッターとか、モニターで観れる映画を観てはやめるを繰り返していたら——


ハノイに着いた。 まず思ったのは「におい」。友達の家に行くと匂いの違いに驚くことがちょくちょくあったが、国にも匂いがあるのかと驚いた。自分の家の匂いは分からないみたいに、日本の匂いも気づけないだけだったんだなと気づいた。 初めて、パスポートを見せて通るところに並ぶ。深夜だけどそれなりに人がいた。初めて英語を使ってコミュニケーションをとるぞとワクワクしながら、友達と英語の練習をしていた。いざ自分の番になり、軍服を着た人にパスポートを見せる。すると、何も言われずすぐに通れて拍子抜けした。


空港の周りは、日本とさほど違いはなくて、意外だった。空港を出た瞬間に異世界が広がっていると思っていたから。ただ、23時過ぎだったと思うが、やたら人がいた。

空港の出口

そのままバスでホテルまで向かった、なんとなく空港周りが那覇空港っぽいなともいながら、国内旅行くらいの感覚だった。 だんだん旧市街地付近にあるホテルへむかう。
ホテルに着いて、さんぽしたときは、やっと異世界にきたと実感できた。暗い、建物、道、全部が違う。さすがに興奮が抑えられなかった。そこから近くのコンビニに行ったときは感動した。物価や商品の違いに興奮したし、ずっと買おうと思っていたコルゲートの歯磨きを見つけられた!! ベトナムのビールやらよく分からないお菓子やらを大量に買いホテルで軽く飲み会をしてその日は寝た。興奮が抑えきれないと思ったが、移動の疲れですぐに寝れた。

ホテルの前の通り。この景色は忘れられない

続く

※名前は仮名です。

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