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  • 【21歳初海外旅行記inベトナム ハノイ】#2~道の渡り方~


    前日に伝えられた予定は、朝9時にロビー集合。先生を含め全員で旧市街地を軽く散歩する、というものだった。どうやら「道の渡り方」を教えてくれるらしい。たしかに、到着したときから交通量が多い印象はあった。


    興奮でなかなか寝つけなかった僕は、朝7時に目が覚めた。朝食はバイキング形式で各自自由に行くスタイルだったが、さすがに早すぎる。二度寝する気にもなれない。となるとやることはひとつ――散歩だ。


    僕の好きなお笑い芸人 オードリーの若林正恭さん著の旅行記で、深夜について朝散歩して街を観たのがよかったというエピソードが好きで、じぶんも海外に行ったらやろうと決めていた。

    夜に到着したうえ、窓から外が見えない部屋だったので、まだこの街がどんな姿をしているのかよく分かっていなかった。初めての町歩きは絶対に一人のほうが面白いだろうと思い、同じ部屋の友達を起こさずに外へ出た。
    朝の町並みは、夜とはまるで違っていた。

    とにかくバイクが多い。しかも、めちゃくちゃ並走している。何車線あるんだ?というか車線があるのか?というくらい、バイクと車が入り乱れていた。クラクションも絶え間なく鳴り響き、さらに町じゅうスピーカーからは演説のようなスピーチまで流れている。
    「なにこれ……?」
    と戸惑いながらも、まずはカフェに入ってコーヒーを飲むことを目標に、当てもなく歩き出した。
    小さな交差点に差しかかる。
    車やバイクが途切れるのをぼんやり待っていたが、、一向にいなくならない。
    試しに、バイクを見ながら止まってもらおうとしたが、誰も止まる気配はない。
    そのときふと思った。
    「……一時停止って、日本だけなん?」
    そういえば先生が、「道の渡り方を教える」と言っていたのを思い出した。
    ベトナムには歩行者優先の概念がないことにそのとき気づいた。
    5分ほど立ち尽くしていたころ、向かい側から青年がこちらに向かってきた。たぶん、現地の人だろう。彼は一時停止することなく、ためらう様子もなく、交差点を突っ切ってきた。
    「すごっ……!」
    思わず心の中で叫んだ。めちゃくちゃかっこよく見えた。
    なるほど。ゆっくり歩き続ければ、バイクのほうがよけてくれるのか。
    恐る恐る道路に出ていき、道を渡ることができた。
    達成感 カイジの鉄骨渡りを思い出した。





    そのまま近くのカフェに入った。
    出てきたのは、若い女性の店員だった。
    「アイスコーヒー テイクアウト」と言ったらレジを打って金額を伝えてきたので、ちゃんと注文が通じたらしい。
    それだけで少し安心した。
    お金を払い、手渡されたコーヒーを受け取る。飲んでみると


    めちゃくちゃ変な味がした。見た目はコーヒーなんだけど、変な甘さがあった。マジで変だった。あれがなんだったのかはいまだに謎









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    やっぱ散歩行って良かったなと思った。これは海外旅行でのルーティンにしようと決めた。

    ちなみに、僕がこの散歩をやろうと思ったきっかけになった本がこれです。



    若林正恭『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』

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    次は僕も一人旅で海外行きたい。



    そのままホテルに戻って、バイキングを食べて、また散歩。近くに池があって公園になってるところを回った。意外にも、ベンツとかロールスロイスが何台か止まってあった。

    昼もバイキングだった。
    おそらく観光客向けの、かなり高級なレストランだったと思う。
    今回のベトナム旅行は、想像以上に「富裕層の旅」ができた。
    日本ではなかなかできないような、値段を気にせず買い物ができる感覚。
    円安で日本にやってくる海外の人たちの気持ちが、少し分かった気がした。











    夜は旧市街地を観光した。偽物のブランド物を売っている店とか、マッサージにいった。
    観光というよりは、レジャー感覚というか、のんびりしていて、楽しかった。社会主義だからなのか、街の人たちものんびりしている印象を受けた。
    あまりストレスを感じていないような、穏やかな雰囲気があった。
    羨ましい。

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    買ったNIKE?のシャツは800円くらいだった。(ぼられたかも)

    マッサージはネットで調べたところに行った。






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    これはネットで拾った写真


    60分で250000ドン(1500円くらい)だった。
    友達3人横並びで受けた。
    3人だけの部屋だったので話しながら着替えて待っているとマッサージ師が3人来た。すると3人のうち2人は女性だったが、一人は男だった。めちゃくちゃデカい。そのめちゃくちゃデカい男の人がよりによって僕の担当だった。


    三人で何とも言えない面白さがあり笑いをこらえていたが、日本語通じるのは自分たちだけなことに気づく。日本語で「なんで俺だけ男?」 とかしゃべりながらマッサージを受けていた。

    途中で「意外と痛いなー」と言ったら
    マッサージ師に「イタイ?」と聞かれて焦った。どうやら日本人を相手にするから、イタイくらいの日本語は覚えてるみたい。

    なんだかんだで盛り上がって終わった。
    疲れが取れたかはわからないけど、日本のマッサージは高いと思って行ったことがなかったから、破格で体験できてよかった。

    夜ごはんはマクドナルドに行った。
    ロイヤルチーズマックバーガーみたいな名前だったと思う。
    日本と同等かそれ以上においしかった。



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    チリソースやケチャップが取り放題だったのがよかった





    値段は、105,000ドン(日本円で621円)
    クレジットカードで払った。

    僕は三井住友カードのOliveを使っていて、使ったらすぐにメールが来るので現地通貨でも日本円換算がすぐわかる。
    この機能が、旅行中めちゃくちゃ便利だった。





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    こんな感じ
    成田空港で両替したときよりも、クレジットカードで払った方がレートが良かった。
    露店でもクレジットカードが使えるところが多くて驚いたけれど、露店はクレカ手数料を上乗せされることがあるので注意が必要。







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    安心感




    そのままホテルに戻りその日はすぐに寝た。







    次回、街が水没した。



  • #1成田空港でテンション最高潮【21歳、初めての海外旅行記inハノイ】

    これは2024年8月に書かれたものです。


    夏休みに人生で初めて、海外に行くことができた。コロナの影響が残っていることを言い訳に行けていなかったが、21歳にしてついに行くことができた。とはいってもゼミの研修なのだが、、、

    19時ごろのフライトだったので、15時くらいに成田に集合した。 集合場所がわからずに、成田内をウロウロする。旅といえばスターバックス。買おうかなと思っていたが、買わずにうろついていたら、ケンタとユウジにばったり会った。そこからゼミの旅が始まった。

    ショウタとアツシも集まり、スタバに行こうとしたら先生に会った。まだなんかぎこちない感じがする。ワクワクはするが想像がつかないからフワフワしているようで、していない。変な感じだった。 そのまま全員集まりチェックイン。初めて使うスーツケースがそこまで大きくないから機内に持ち込む。荷物を預ける列に並ばなくていいから楽だ。そう思っていたら、荷物検査で入念に気を遣って持ってきた化粧水とクリームを捨てられた。持ち込みのルールを勘違いしていた!

    目の前で自分のものをゴミ箱に投げ捨てられるのはなかなかショックな光景だったが、意外と精神的に食らわずにすぐみんなに話してた。「初めての海外旅行。これくらいのハプニングは起きないとワクワクしないぞ」と思って、不思議と嬉しかった。 そのまま成田のカフェラウンジ的なところでいきなりビールを飲み始めた。合同で参加している他大学の人たちは、ビール飲むなんて選択肢にも無い。そんな中、当たり前にビールを飲む先生がかっこいいなと心から思った。いつもよりもアルコールが早く回った。

    至高


    いつもの飲み会で、気持ちもあったまったところで飛行機に乗り込む。これはいつもと違う。自分にとって初めての海外旅行。生まれてから今日までずっと引きこもっていた日本という島国を抜け出して大陸へ乗り込む。そんなことを考えるとソワソワしてきた。執拗にユウジやショウタに話しかけてしまうのは、テンションが上がっている証拠だと自分でも認識できた。
    フライトはキツかった。7時間ほどだったが、シンプルにじっとできない。スマホでラジオやYouTubeを見るが、すぐ飽きちゃう。初めての機内食は品目が多くてまあまあ美味しい。アマゾンプライムでダウンロードしていた『ハリー・ポッター』を観た。人生初。冒頭30分くらいだけ見たが、めちゃくちゃ面白かった。 私は映画というカルチャーに全く馴染みがなく、みんなが一度は見たことがあるような作品を当たり前のように見たことがない。
    子どものころからなぜだか金曜ロードショーが苦手だった。バラエティ番組が好きだったし、金曜の夜9時から2時間はきつい。そうはっきり感じていたのを覚えている。共感できる人いませんか、、


    そんな感じだからハリーポッターとか、モニターで観れる映画を観てはやめるを繰り返していたら——


    ハノイに着いた。 まず思ったのは「におい」。友達の家に行くと匂いの違いに驚くことがちょくちょくあったが、国にも匂いがあるのかと驚いた。自分の家の匂いは分からないみたいに、日本の匂いも気づけないだけだったんだなと気づいた。 初めて、パスポートを見せて通るところに並ぶ。深夜だけどそれなりに人がいた。初めて英語を使ってコミュニケーションをとるぞとワクワクしながら、友達と英語の練習をしていた。いざ自分の番になり、軍服を着た人にパスポートを見せる。すると、何も言われずすぐに通れて拍子抜けした。


    空港の周りは、日本とさほど違いはなくて、意外だった。空港を出た瞬間に異世界が広がっていると思っていたから。ただ、23時過ぎだったと思うが、やたら人がいた。

    空港の出口

    そのままバスでホテルまで向かった、なんとなく空港周りが那覇空港っぽいなともいながら、国内旅行くらいの感覚だった。 だんだん旧市街地付近にあるホテルへむかう。
    ホテルに着いて、さんぽしたときは、やっと異世界にきたと実感できた。暗い、建物、道、全部が違う。さすがに興奮が抑えられなかった。そこから近くのコンビニに行ったときは感動した。物価や商品の違いに興奮したし、ずっと買おうと思っていたコルゲートの歯磨きを見つけられた!! ベトナムのビールやらよく分からないお菓子やらを大量に買いホテルで軽く飲み会をしてその日は寝た。興奮が抑えきれないと思ったが、移動の疲れですぐに寝れた。

    ホテルの前の通り。この景色は忘れられない

    続く

    ※名前は仮名です。

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